卒業なまこ

始めに言います、かなり長文注意です。



昨日は卒業式でした。
メンバーの半分は無事に卒業を迎えることができ、
もう半分は来年もClefだったり、就活だったり、その他だったり。
後輩たちから、色紙とアルバムをいただきました。



同期のみんなも無事に巣立っていきました。
いよいよこんな日が来たのかと噛みしめておりました。




昨日は何だかノリで、後輩たちの嬉しいプッシュもあり、
DESIREと氷の世界だけですが、最後の最後に歌い納め。
袴を着ていたぽんといちごは息を吸うと帯が下がってくるらしく、
必死にお腹を押さえての演奏でした。
残りは、というと久しぶりのガツガツ歌いでバテバテ。
んま、最後まで楽しく昇天できました。


長かったようで、短かった。そして濃かった。
Clefで過ごした日々は、間違いなく新生活への活力になることと思います。
Clef無しでは、namaco無しでは、私の4年間は語れないです。



メンバーに、
あささんとあさみさんに、
戦友でありライバルでもあった同期たちに、
応援してくれたすべての皆様に、



今一度、心から感謝の気持ちを送ります。
本当にありがとうございました。




そしてここからは個人的な話。
歌い手としての私と言えば、ざっくり言うと「コンプレックスの塊」。
上手くいかないことの方が圧倒的に多いプレイヤーだったと思います。


それでも、尊敬する先輩の存在がありました。
その先輩の背中を追っかけて追っかけて。
でも何かのコピーまんま、では私ではない。
誰にも真似ができないプレイヤーとしての「私」であることにこだわってきました。


その先輩から教わった言葉が衝撃で。
「技術的なことは長いスパンで考えないといけないけど、視覚的なことはやろうと思えばすぐにステージに反映できる」
聞いた瞬間に自分の中の何かにピンときて、それが視覚的にこだわろうと思うきっかけになりました。



でも気持ちよく歌うバランスが分からなくてスランプになったり、
技術が追い付かなくてブルーになったり、
視覚的なことに特化しすぎた時期もあってパニックにもなり。
4回生にもなってこんなこともできないのかと、自分で自分に失望したこともあり、
悔しくて泣いたこともたくさんありました。



それでもメンバーは、そんなプレイヤーとしての私を認めてくれて、
長い間namacoの看板リードとして立ててくれていました。
感謝以外の言葉はありません。



そして。
体調のことも足を引っ張っていた時期も続いておりました。
今だから言えることでしょうか…
メンバーにはどうしても言えなくて、病気を隠していた時期もありました。
言えば何かが崩れてしまいそうで。
メンバーだからこそ、普通に接していてほしかったから。



でも、お局、特にあささんは病気を知っててずっと心配してくれていて、
無理はするなと大阪から優しく見守ってくれていました。
時が経って、頑張ってメンバーに打ち明けてみると、
腹を割って相談に乗ってくれて、心配してくれて。
こらまた感謝しています。




そんなメンバーともしばらく離れる時期が来ます。
どこにいたって、みんなつながっている。深く心配していることはあまりないです。
頑張って働いて、勉強して、たまに歌って、ご飯行けたらそれで幸せです。




このブログはどうしようかなーと考えあぐねているところです。
namacoの活動自体がなくなるので…
でもリッカヒストリーみたいに残していけたらなと思っております。



来年度からも、こっそり来客をお待ちしております。



ではでは。
もうすぐ桜が咲きます。
みんなの新しい生活が、輝かしいものになりますように。



愛を込めて。